一時前のニュースで「東大生の半分以上がピアノを習っていた」というのが出ていました。(音楽系の習い事をしていた東大生は60%、ピアノに限ると約50%)
そこから、ピアノは脳に良いと、さらに注目を集めています。はたしてピアノをやっていると頭が良くなるのでしょうか。
鶏が先か、卵が先か
「鶏が先か、卵が先か」という言葉がありますが、ピアノも同じだと思います。
「頭が良いからピアノを続けられた、ピアノをやっていたから頭が良くなった」
極端な例ですが・・・
もしピアノをやっていて東大に入れるような頭の良さが手に入るなら、音大生のほとんどは東大レベルになれるという事ですよね。実際、音大に行ってみて・・・皆さん色々!もちろん頭の良い方もたくさんいらっしゃいますが、そうでない方もいらっしゃいます。
実際、頭が良くなるの?
ピアノをやっていると脳に刺激があって、頭が良くなるというのは本当だと思います。
まずピアノを弾くには、2つの(右と左)楽譜を同時に読み取って、さらに少し先を見ながら弾いていくので、自然と頭をフル回転させます。また、毎日30~60分くらいの練習が必要になるので、自然と集中力もついてきます。
ただし、ピアノを習っていても、自分では練習しなかったり、取り組み方次第で、脳への影響は変わっていくと思います。
一番は時間の使い方
上手く時間を使えるようにする事!これが何をするのにも大切になってくると思います。勉強の時間、ピアノの時間、遊びの時間、のんびりする時間など、1日または1週間のスケジュールを決めているでしょうか?
実際に、東大生や頭の良い方は時間の使い方が非常に上手です。だからといって、勉強などを詰め込む訳ではなく、リラックスする時間も作っている。このメリハリが大切なのかなと思います。
そして、最短でゴールに向かえるよう、効率よく練習をしていると思います。
もちろん、日々の生活でスケジュールが予定通りにいかない事も多くありますが、計画を立てているのか、無計画なのかによって、結果も大きく変わってきます。
そういう日々の積み重ねが「頭が良くなる+ピアノも続けられた」という事に繋がるのではないかなと思います。
ただ、頭が良くなるからピアノをやる!ではなく、純粋に音楽やピアノを楽しみたいという気持ちを大切にして頂きたいです!